不動産査定ソフトについて解説!無料3ソフトとフリーソフトの仕組み
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不動産の査定に利用するツールの一つが、不動産査定ソフトです。
現在は無料のサイトサービスに取って代わられていますが、ひと昔前はこうしたソフトを使うのが主流でした。
そんな不動産査定ソフトは現在も無料・有料の2種類ありますが、現在も実用性はあるのでしょうか?また、どのフリーソフトを利用すれば良いのでしょうか?
わかりやすく解説していきます!
※不動産査定サイトの詳しい内容はこちらにまとめています!
→不動産一括査定サイト33社を比較!2023年おすすめランキング主な不動産査定ソフトの紹介
不動産査定ソフトにはどんなものがあるのでしょうか?
ここからは主な3ソフトをそれぞれ分かりやすく紹介していきます。
価格査定マニュアル
査定ソフトとして最もメジャーなのは、公益財団法人不動産流通推進センターが提供している価格査定マニュアルです。
こちらのソフトの利用料は、年間3,420円(税込)となります。
価格査定マニュアルは以前まではかなり画一的な仕組みで、耐用年数を超えた物件の価格は一律で0円となっていました。
しかし現在は耐用年数を超えても価値があると判断された物件は評価される形になっています。
➝ 木造住宅の耐用年数とは?減価償却・査定への影響をわかりやすく解説!
ただ、価格査定マニュアルで査定できるのは戸建住宅、住宅地、マンションの3種類のみなので利用の際は注意しましょう。
標宅プロ
標宅プロは国家資格を有する不動産鑑定士も利用している精度の高いサイトでえ、定価は12万5000円(税込)と高めです。
標宅プロは取引事例比較法をはじめ、さまざまな査定方法を利用できるのが強み。また、価格査定マニュアルと違って商業地や工業地など、かなり幅広い不動産の査定に対応しています。
利用者はほぼ100%が不動産鑑定士で、一般の人が使うことはありません。
Excel 売買ナビ(不動産売買諸費用計算書エクセル)
Excel 売買ナビは無料ソフトの中では人気で、プロの不動産会社も利用しています。
査定ソフトというよりは、費用をエクセルにまとめて整理するという意味合いが強く、ローン計算などもできます。
ただ、こちらは個人の居住用物件(マイホーム)に利用するケースがほとんどで、それ以外の不動産タイプに活用するのは稀です。
不動産査定ソフトと不動産査定サイトの違いとは?
ここまで紹介した不動産査定ソフトは、現在広く出回っている不動産査定サイトとどこが違うのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
不動産査定ソフトはプロの業者も利用する
不動産査定ソフトと査定サイトの最も大きな違いは、以下の点です。
不動産査定ソフト | 不動産査定サイト |
---|---|
主に業者が査定額を算出する際に使う | 主に個人が不動産査定を依頼する際に使う |
このように、そもそもの目的が大きく異なるので、どちらが良いといった話しではありません。
こちらが査定を依頼する側なら、ソフトを使うことはほぼないでしょう。
不動産査定サイトはソフトの機能を簡略化したもの
不動産査定サイトの中には、簡単な物件情報を入力すれば価格を自動算出してくれるものもあります。
こうしたサービスはソフトの仕組みを簡略化したもので、信憑性もそこまで高くはありません。
ただ、現在はHowMa(ハウマ)など、人口知能(AI)を搭載し、一瞬で大量のデータを処理して査定額を算出するタイプの査定サイトも出てきているので、精度の差は昔ほどなくなっています。
→AI不動産査定のHowMa(ハウマ) !実際に利用した方の評判・口コミ不動産査定サイトは一般の人は利用しない
不動産査定ソフトは基本的には不動産業界のプロフェッショナル向けに作られたツールで、物件の価値を評価するための詳細な分析機能やデータベースを提供します。
そのため、基本的には一般の人がツールを利用することはありません。
ただし、一般の人々が利用できるように設計されていることもあります。
不動産査定ソフトは通常、物件の場所、建物の種類と年齢、土地の面積、建物の状態などの基本的な情報を入力することで、物件の大まかな市場価格を計算する機能を提供します。
不動産会社の人は、このソフトを用いて査定額などを算出します。
一般の人がソフトを使う場合の注意点
一般の人々がこれらのツールを利用する際には、ソフトウェアによる査定はあくまで参考の一つであり、正確な価値を示すものではないという注意点を理解しておきましょう。
不動産価値は多くの要素に影響を受け、具体的な価格は市場の動向や物件の詳細な状態によって大きく変わることがあります。
したがって、具体的な売却を検討する際には不動産の専門家による評価を求めることが重要です。
家の無料査定はどこに頼むべき?賢い査定業者の選び方・おすすめサイトや注意点を解説個人の不動産売買なら無料の不動産査定サイトでOK
上記の通り、不動産査定サイトは主に業者が利用するものなので、個人の方は無料の不動産査定サイトだけ利用すればOKです。
「ネットで査定依頼なんて大丈夫なのか?」と思う人もいるでしょうが、無料の不動産査定サイトの精度も近年上がってきており、十分信頼して利用できる水準になっています。
不動産査定ソフトの活用は初心者には難しい
ただ例外として、以下のような懸念がある個人の方は不動産査定ソフトを利用するメリットも少なからずあるでしょう。
- 個人情報を共有したくない
- 遺産協議などで詳しい査定額を知る必要がある
ただ、プロ以外の方が不動産査定サイトは難しいのでやめておいたほうが良いです。
そもそも、不動産査定ソフトには周辺地域の過去取引事例を入力しなければいけません。不動産屋には過去データが保管されていますが、一般の方はデータを持っていないので、完全な形で使いこなすことができません。
建物は中身をチェックしない限り正確な査定額を出せない
ネットの不動産査定は、過去の成約事例を基に価格を算出します。
しかし、不動産は1件として同じものがないので、過去を参考にしても正確な算出額を求められるわけではありません。
では、どうするかと言えば、プロの不動産業者が実際に現地を訪問し、調査をするしかありません。
ネットで算出できるのは概算値に過ぎないので、信頼しすぎないようにしましょう。
不動産売買はターゲットも初心者
有料の不動産査定ソフトを使えば、かなり詳しい査定額を算出することができます。
しかし、中古の不動産売買はそもそも詳しすぎる価格を算出する必要がありません。
なぜなら、不動産売買は買い手も素人なので、どのような計算式で価格を算出したかにはあまり注目しません。
それよりも、玄関を開けた時の第一印象やフローリング・壁のキズ、エアコンのほこりっぽい臭いなど、数値で表せない部分に大きく結果が左右されます。
多少精度が落ちたとしても、無料の不動産査定サイトを使うのがおすすめです。
→不動産査定の方法には無料と有料がある!かかる日数・査定額の違い不動産一括査定はすまいValueがおすすめ
すまいValueは大手不動産6社が運営している一括査定サービスで、仲介業者TOP3に入る会社が査定してくれるので 安心して利用できます。
2019年4月1日~2022年3月31日にすまいValue経由で利用した人の95.5%で安心感があると回答しており、利用者の満足度も高めです。
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※2:2022年度(2022年4月~2023年3月末)実績
高い信頼性とスピーディーに売ってくれる一括査定サービスなのでおすすめです。
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